トランペットの祭典

先日8月1日、東広島の芸術文化ホールくららにて開催された演奏会
「トランペットの祭典」に行ってきました!(^^)!

 出演者は、トランペットの松井秀太郎さん、 セルゲイ・ナカリャコフさん、
 児玉隼人さん、西村大地さん、今を時めく日本の才能ある若い
トランぺッターの三人とベテランのナカリャコフさん。


管弦楽は、オーケストラ・アンサンブル金沢に指揮は中田延亮さん。


それにピアニストの児玉桃さんと三浦友里恵さんが加わり、

第3部には松井秀太朗カルテットのメンバーのみさんも加わる超超豪華メンバー。


プログラムは以下の通りです。


[オープニング]西村大地
松井秀太郎:トランペットの祭典2026オープニング曲(新作)


[第1部]児玉隼人
ヘルテル:トランペット協奏曲 第3番[チェンバロ:曽根麻矢子]
ジョリヴェ:トランペットとピアノのためのコンチェルティーノ[ピアノ:三浦友理枝]


[第2部]セルゲイ・ナカリャコフ
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲 第1番[ピアノ:児玉 桃]
アーバン:《ヴェニスの謝肉祭》の主題による変奏曲


[第3部]松井秀太郎カルテット
松井秀太郎:ハイドン トランペット協奏曲 “JAZZ”


オープニングは西村大地さんがお一人で舞台に出てこられて演奏されました。

4階までほぼ満席の客席に向かってたった一人で最初の一音を鳴らす緊張感、

ご本人はいざ知らず見ているこちらの方がドキドキしてしまうような

シチュエーションですが、さすがの素敵な演奏でした。

同行していた娘はこのオープニングが一番感動したと言ってました。


続く第1部は児玉隼人さん。YouTubeで以前からいろいろ聴かせていただいてましたが、

さすがの技術となんといっても魅力は柔らかく澄んだ美しい音色でした。

ヘルテルのトランペット協奏曲の第2楽章の哀愁ある旋律がうっとりするような

美しさでした。

ジョリヴェはさすがのテクニックでめちゃかっこよかったです。

ピアノもかなりの難曲だと思われますが三浦友里枝さん、きれのいい音でさすがでした。


第2部はナカリャコフさん。昔NHKの朝ドラのテーマ曲を吹かれて日本で大人気と

なられました。

私も過去2回彼の演奏会に行きましたが、楽器を下向きに構える個性的な

演奏スタイルで本当に簡単そうに難曲を吹きこなしておられました。

今回のショスタコーヴィチの曲は曲中のトランペットパートの部分は

少なかったもののさすがの技術と音でした。

途中でミュートを使って演奏する箇所があったのですが、その音が本当に優しく美しくて、オーケストラ・アンサンブル金沢の弦のなんとも言えない細く繊細な音と相まって

本当にきれいでした。

またこちらの曲ではピアノが前面に出ていて児玉桃さんの演奏が素晴らしかったです。

児玉桃さんは2025年のショパンコンクールの審査員もされていて、

豊かな響きと深く繊細な表現力が見事でした。

2曲目の《ヴェニスの謝肉祭》の主題による変奏曲はYouTubeでもよくアップされている

ナカリャコフの得意な曲のようでさすがでした!

これこれっ、うまいっという感じで聴いていてうきうき楽しくなってきます。


ここで第3部の前に20分間の休憩でした。


第3部の松井秀太郎さん作曲の「ハイドン トランペット協奏曲 “JAZZ”」

という曲を私は知らなくて、この時間配分で残り1曲ってどんな曲なんだろう

思っていたのですが、この時間配分が納得の聴きごたえ十分の

とっても素敵な1曲でした。

オーケストラ・アンサンブル金沢に松井秀太朗カルテットの

ベースとピアノとドラムスの三人が加わって、

曲は、クラシックからジャズへジャズからクラシックへと華麗に変化しながら

管弦楽の皆さんのそれぞれの楽器の見せ場がたくさん盛り込まれ、

カルテットの皆さんのそれぞれのアドリブの見せ場も盛り込まれ、

もちろん松井さんのトランペットもたくさん登場し、

本当に盛りだくさんの、和洋取り込まれたスペシャルフルコース料理のような

豪華な楽しさ満載の曲でした。


美しいストレートのロングヘアに、ドレスの下にスラックスとメンズシューズという

いで立ちの松井さんの演奏は、パンチと音量のある音で

クラシックの演奏にはないようなラフさと迫力を感じました。

カルテットのメンバーの皆さんの演奏がまたものすごくうまい!

管弦楽の皆さんもカルテットの皆さんも本当に皆うまい!


聴いていると体の細胞がうきうき喜んで開いてくる感じでした。


最後にアンコールでチャイコフスキーのナポリの民謡を

児玉さんナカリャコフさん松井さんのトランペット三人と

管弦楽とカルテットの皆さんで演奏されたのですが、

これが本当に素晴らしかったです。

3人のトランぺッターの音はそれぞれ個性的で異質な音ですが

3人で演奏されるとこれがすごく溶け合ってとても心地いいんです。

なんと贅沢な共演でしょう!(^^)!


今回の演奏会は出演者の皆さんが超豪華でプログラムも内容も素晴らしく、

こんな機会はもうないかもしれないかもという感じです。


全身で素晴らしい音のシャワーを浴びることができた

本当に楽しい演奏会でした。


かまだピアノ教室|広島市安佐南区山本にあるピアノ教室


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