連日YouTubeのショパンコンクールの配信に胸を熱くしています。
時間に追われて中々落ち着いてじっくり聴くことができず、ファーストステージでは偶然に任せて画面に出てきた演奏者をいろいろ聴いていたのですが、その中でヴィンセント・オンさんの演奏にとても惹かれました。
落ち着いたテンポで透明感と雄大さがあり、私はクレンペラーという指揮者がとても好きなのですが少し彼の音楽を思いだしました。
繊細でありながらくっきり、すっきりした音が私にとってとても心地よくとにかくずっと聴いていたくなる演奏でした。他の参加者に比べ派手ではないので2次に進めるかはよくわからなかったのですが、2次に進んでくれました!(^^)!
そして2次の演奏がまた本当に素晴らしかったです!
1次の時より力強さが増してそのカッコよさに胸が熱くなりました。感情に走りすぎず、激しさではなく力強さという感じ。個人的に私は、あまりセンシティブであったり激しかったりする演奏を聴くとつらくなってしまいがちなのですが、彼の演奏にはそれがなく安定した気持ちで聴いていられます。
大好きなプレリュードの24番は本当にうまい!!何度も聴いてしまっています。
3次進出本当にうれしいです!
他の演奏者で聴けた中では日本の桑原詩織さんと中国の16歳のティエンヤオ・リュウさんがやっぱりすばらしいと思いました。
桑原さんの演奏は、演奏が始まると周りの空気が一気にショパンになる感じですね。ショパンの空気に包まれて溶け込んでいける快感があると思います。
リュウさんは本当に生き生きしてのびのびと聴く人を色々なことから解放してくれる感じ。
まだまだ牛田智大さんの演奏など聴けていないので、さらに家事の手を抜いて時間を作っていこうと思っています!(^^)!
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